沖縄旅行の写真

沖縄のB級グルメタコライス

沖縄旅行を計画中  沖縄には沖縄特有のグルメがたくさんありますが、沖縄のB級グルメの代表として人気の料理それがタコライスです。ちなみにタコライス、少し前までは「タコが乗ったご飯」という認識している方も多くいましたが最近では、メディアで取り上げられることも多くなり、沖縄県民だけでなく全国的にも知名度がアップしました。

タコライスって何?

 タコライスとは、温かいご飯の上にメキシコ料理であるタコスの具のひき肉やレタス、トマト、チーズを乗せてサルサソースという辛いソースをかける沖縄料理です。沖縄料理として今では有名ですが、ゴーヤチャンプルーや沖縄そばのように昔からあるわけではありません。

タコライスが生まれたのは、1980年代と意外と遅いです。米軍基地がある影響で、アメリカの食文化が強く根付いた沖縄で、アメリカ軍人に人気のタコスの具材を白いご飯の上に乗せたのがタコライスの始まりと言われています。ボリュームがあり大人から子どもまで愛されるようになりました。

タコライス誕生秘話

 タコライスは、2015年6月に惜しまれつつ閉店した金武町にある「パーラー千里」の創業者である儀保松三さんが考案したといわれています。儀保さんはもともと、米兵相手にバーを営んでいましたが、金武町にキャンプハンセンができるころに拠点を移しました。空き店舗を探しているとき、ちょうどキャンプハンセンのゲート前にある「レストラン千里」という餃子店が閉店することになり、その場所を借りてパーラー千里を開店しました。

その頃すでにメキシコ料理のタコスは沖縄でも浸透していましたが、儀保さんはレストランで提供されるタコスよりも気軽においしく満腹なるものをと考え、白ご飯とタコスの具を合わしたタコライスを生み出したのです。今では全国的に認知度が高いですが、最初は不思議がられて全く売れなかったといいます。それでも夜遅くまで店を開き、お酒を飲んだ帰りに立ち寄れるように努力を続けます。ちょっとずつではありましたが、客足が増えてゆき、おいしいという評判が口コミで広まり人気が出たのです。そのうち周囲のお店でも、タコライスが広まってゆき金武町で広がりました

順風満帆だったパーラー千里ですが、あるとき店舗の大家から立ち退きを宣告され閉店の危機に直面します。仕方なしに近辺に別のお店を構えることを決め、「キングタコス」と名付けました。ところがパーラー千里の立ち退きはなくなり、結果的に金武町でパーラー千里とキングタコスの2店舗を展開することになったのです。

沖縄のタコライス事情

 最初のうちはじわじわと地道に広まったタコライスですが、レシピがシンプルなこともあり作り方を真似する飲食店が増加し一気に普及が進みます。最近では弁当店やコンビニ、牛丼チェーン店でもタコライスが提供され始めました。また、学校給食でも出されるようになり、家庭でも子どもがタコライスをリクエストすることもあるそうです。

サラダを食べられない子どもでも、ご飯の上にトッピングされる野菜が食べられることも多いといいます。タコライスのアレンジで人気なのは、タコミートをビーフではなくチキンで作ること。チキンの歯ごたえに加え、肉と野菜、チーズそれぞれの食感を楽しめます。辛いのが好きな人はパラペーニョ、さっぱりとしたいときはサワークリーム、味に変化を出すならパクチーなどの香味野菜を加えてもいいですね。

沖縄のソウルフードであるタコライス、ぜひ本場でその味を堪能してみてください。