沖縄旅行の写真

県内でも屈指の人気ビーチで

沖縄旅行を計画中  ここでは名前を伏せますが、沖縄でも屈指の人気ビーチで私は恐ろしい体験をしました。普段はとても波も静かで、シーズンになると多くの観光客が集まるスポットとなっています。

私が当時付き合っていた彼女と一緒に、そこへ行ったのは6月でしたまだ梅雨明けはしていませんでしたので、格安で航空チケットを手に入れることができました。

2週間の長期滞在でしたので、さすがに毎日天気が悪いわけではありません。晴れた日を狙って、そのビーチへ行きました。

ピークとなるシーズンはまだかなり先でしたが、やはり人気のスポットだけあって、ビーチでのんびりとしている観光客や、サーファーなどの姿もありました。 私と彼女は浅瀬で少し早めの海水浴を楽しむつもりでした。

離岸流に注意!の看板

 そのビーチは人気のスポットではありますが、数年に一度は事故が起こり、観光客の命を奪ってしまう場所としても知られていました。

少し沖へ出ると、離岸流と呼ばれる潮の流れが発生し、どんどん沖の方に流されてしまうのです。これによる事故が発生することから、ビーチのいたるところに「離岸流に注意」という看板が立てられていました。

私は昔から水泳が得意でしたので、少々の潮の流れであれば、逆らって泳ぐことができる、という自信がありましたので、その看板を無視して少し沖の方まで泳いでみることにしました。

その日は波もあまりなく、サーファーががっかりして帰る準備をはじめてしまうほどでしたので、特に問題はないと考えました。

彼女は、あまり泳ぎが得意ではないから、とビーチのパラソルの下にいました。

沖の方へ行くと、少しだけ水温が下がったような気がしましたが、流れがあるわけでもなく、のんびりと海水浴を楽しむことができました。

少し深いところで潜ってみると、熱帯魚の姿も楽しめます。さらに、めったにお目に書かれないウミガメの姿まで観る事ができましたので、今日は対ツイてる!と思い、さらに沖の方へ進んで行きました。

しばらく進むと、大きな影が見えました。エイかな?と思い近づこうとすると、それは大きなサメでした。さすがに、泳ぎになれているとは言ってもサメに狙われてな逃げきれません。なので、なるべく波を立てないように、サメの進むルートから外れるために、ビーチと水平に移動しました。

すると、急に身体が引っ張られるような感覚がありました。もしかすると、離岸流かもしれません。慌ててビーチの方へ身体を向け、泳ぐ準備をしました。しかし、足が動かせないのです。何かに掴まれているような感じで、自由に動かすことができませんでした。

私はそこで軽くパニックになってしまい、必死にもがきました。ですが、身体は少しも前へ進みません。

そこで、不思議な事に気付きました。離岸龍であれば、沖に向かって流されるはずなのに、私の身体はどんどん海中に沈もうとしていたのです。このままでは溺れてしまいます。それに、さっきのサメのこともありますので、これ以上ここにとどまるのは危険です。

必死にその場所から離れようと全身をゆっくりと動かし、ビーチの方へ進もうとしていると、突然足が軽くなりました。

そのままなんとかビーチにたどり着くことができ、彼女の元へ行くと、なぜか私の足をじっと見ているのです。

不思議に思って見てみると、足首に真っ赤な人の手形がついていたのです。つまり、私は海中で何者かにひっぱられていたのです…。